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アイドルとか舞台とかオタクとかのはなし

「推し」という違和感

今までの記事では便宜的に「推し」という言葉を使ってきましたが、正直自分の好きな人を「推し」と表現するのには違和感があります。

推しはたぶん、アイドルグループなどから輸入されてきた言葉で、どうしても「複数人の中から選ぶならこの人!」みたいなニュアンスを感じるんですよね。

まあ確かに複数いる人の中からその人を選んでいることは事実なんですけど。でも、アイドルグループのようにいつも比較対象が一定ではなくて、それこそ不特定多数の、星の数ほどいる人間の中からその人を選んでいるわけです。それを「推し」というのはなんだかな…と思ってしまいます。

 

まあ、じゃあなんというんだという話になるわけですが。わたしはやっぱり、「○○さんのファン」というのが一番しっくりくる気がするんですよねぇ。

特に10年近く追っかけてる人に対しては、ファン以外に上手く表せる言葉がありません。たぶんわたしが「推し」という言葉を知る前から「推している」からだと思います。

それに対して、最近好きになった俳優さんに対しては「推し」と言ってもそこまで違和感はない。心の中で、10年近く追っかけてる人と比較しているのかもしれません。

 

じゃあその本人のことはなんというのか。まあ名前で言うしかないですよね、推しくんとかに当たる言葉はないですから。

若手俳優ファンの方々は本人の名前を出さない方が多いので、どうにも表現しにくくて推し、という言葉に落ち着いているのでしょう。

 

 

なにかいい言い方があればいいのですが…。

特に思い付かないので、これからは10年好きな人はAさん、最近好きになった人はBさんとでも呼ぼうかと思います。