好きなら全力投球

アイドルとか舞台とかオタクとかのはなし

推しの話とコイバナ

わたしは昔からコイバナが苦手でした。
自分が話す側に回るときはまだマシでしたが(それも出来ればしたくない)、ひとのコイバナを聞くときはなんとなく苦痛を感じていました。
でも最近友達と推しの話をしているとき、ふと「推しの話とコイバナって似てるんじゃないか?」と思ったのです。
コイバナって、恋人のいいところや好きなところを友達にプレゼンしているようなものじゃないですか。
コイバナの「恋人」を「推し」に変換してみれば、推しの話をしているときとあまり変わらない気がしたのです。リアコ云々は関係なく。
特にわたしは同厨ではないオタク友達とそれぞれの推しトークをすることが多いので、まさにそれぞれの恋人の話に花を咲かせているのと状況は類似しています。


ではなぜ推しトークはよくてコイバナはだめなのか。
考えた結果、「主体」の違いではないかというところに行き着きました。

推しトークは「話し手主体」、コイバナは「聞き手主体」。
推しトークはひたすら自分から推しのいいところをプレゼンし続け、話し相手からも同様に話し相手の推しのプレゼンを受ける。そしてお互いの推しが素晴らしいということを再確認する。

一方コイバナは、基本は聞き手からのインタビューによって進みます。どういう人なの?どこが好きなの?最近どんないいことがあったの?などなど…こちらから聞かないことには話が進みません。
もちろん自分からひたすら話すひとだっているでしょう。しかしそれは「のろけ」と言われて、あまり推奨されていません。
なんとなく聞き手側が聞き出してあげるのがルール、みたいなところがあるじゃないですか。
たぶんそれが苦痛なんです。
だって他人の推し(恋人)になんてそこまで興味ないですから。
自分が推していない人の情報を、わざわざこちらからインタビューしてまで聞き出したいか、と言われたら、ノーですよ。そんな労力使うなら自分の推しについて話したい。
わたしが友達と推しトークをして楽しいのは、楽しそうに好きなことについて語る姿がキラキラしてて素敵だからです。あと、聞いた分は自分も語る権利がある、と感じられるから。



いっそコイバナもひたすら勝手に恋人について語ってくれよ、と思ってしまいます。それなら聞いてあげるから。
聞き出してもらう体を取りつつ、結局みんな自分の好きな人について話したいんでしょう。でも自分からあれこれ言うのははしたないとか思ってるんでしょう。
本当に面倒くさい。
そんなことを思ってしまうわたしは枯れてるのかなぁ。

チケットの数


先日、チケットホルダーに入れていたチケットがすべてもぎられました。
3月末には15枚くらい入っていたのに、この1ヶ月ちょっとでものすごい勢いで消費しました。
チケットがないとなんとなく不安になります。チケットの数は今後の楽しみの数。異動してストレスMAXだった4月を乗り切れたのは、間違いなくチケットホルダーをいっぱいにしていた紙のおかげです。
これからどうやってストレスフルな仕事を乗り切ればいいのか…。


なにがつらいって、Bさんのチケットがほぼないんです。拘束期間約2ヶ月の人気作品に出演することになってしまったのに、わたしの手元にあるチケットは1枚だけ。つら。
それでも1枚取れただけ奇跡なんですけど。
ライビュどうせやるんだろー情報早くくれー。


とか言って、別のチケットホルダーに分けてる2.5次元舞台のチケットはすでに8枚あるんですけどね。
Bさんがチケット取れない舞台やってる時期に被ってるし、なんならAさんのライブツアーも時期が被ってるし、そこにBさんの舞台まで重なったらパンクするんですけどね。

先週と今週、小劇場のストプレ見てきたんですけど、やっぱり小さめの劇場はいいですね。
あまり派手じゃない舞台装置、生で届く声、臨場感。小劇場好きです。
Bさんにもまたいくらでもチケット増やせるような舞台にも出てほしいなぁ(でも面白くないのはやだっていうわがまま)。


ただの愚痴みたいになりましたが、とりあえず早くBさんのチケットの数を増やしたいです。

ファンがほめられるということ

数ヵ月前にあった、AさんのCD発売イベントについて書きたいと思います。
そのイベントはCDショップ内のスペースで行われる、観覧自由のイベントでした。ただ、店内ということで観覧スペースは狭く、横に5、6人程度しか並べない状況でした。

開始30分前に行くと、いつもの顔ぶれがそこそこ集まっている状態。
わたしも列の空いているところに入り、たまたま会えた同厨の友人としゃべったりして待っていました。特に誘導はされませんでしたが、「ここからここまでに入って見てね」という感じでロープが張ってあったので、それに従った形です。

そして始まったイベント。見に来ていたのは50~60人くらいですかね。まあいつものメンツ。
そこで、MCの方(Aさんとは初対面、もちろんAさんのイベントの様子も知らない)に、「めちゃくちゃお行儀のいいファンの方々ですね!」と言われたのです。
そう言われて改めて見てみれば、横並びの列はきっちりそろって、足元に鞄を置くくらいのスペースは空けつつ、ある程度詰めて広がりすぎない、という状態でした。

まあ確かに行儀がいい。
Aさんのイベントはいつもこんな感じなので(ライブですらきっちり並んで、入場後は動かず、押したり割り込んだりしない)、すっかり当たり前でしたが、はじめて見る人からしたら異様かもしれませんね。

そして、MCの方が「Aさんの人柄ですね、いい人にはいいファンが付くんですね」と続けました。
自分達のことより、Aさんを良く言ってもらえたのがとっっっても嬉しかったです。
その後もネタがなかったのか(笑)MCの方はAさんの人柄をほめまくっていて、ファンとしてもMCの方の株が上がる上がる。

わたしは、好きな人が共演者からほめられたり、頼られたりしているのを見るのが一等好きです。
そうなんだよその人いい人でしょう?頼りになるでしょう?すごい人なんだよ!と、自分のことのように言いふらしたくなります。


「ファン」は他の人から見たときにとてもわかりやすい指標のひとつだと思います。目に留まりやすいですからね。
マナーが悪いファンが多いからと言って、その歌手や俳優が悪いわけではありません。でも、あたかもその人が悪いように見えてしまう。
ここのところマナーの悪さが話題になっている舞台の話を聞いて、かわいそうだな、と思いました。俳優もファンも。

それとは別件ですが、わたしも最近ひとり「この人のファンはマナー悪いな」と感じている人がいます。その人自身は好きなのにどうしてもネガティブな感情を抱いてしまう。こういう積み重ねでファンを得る機会を失っていたらもったいないですよ。


ファンがほめられるということは、推しにひとつポジティブな評価がつけられるということです。
自分達が推しのプラスになれるなんてすごいことじゃないですか。
いつまでも、推しが胸を張って「これが自分のファンです」と言えるようなファンでありたいものです。

舞台化と再演と原作ファン


炎上物件がまたひとつ、増えましたね。
発表されたときはネットが荒れに荒れてておもしろかったです。(性格悪い)
もはや隠す気のない記事になっていますのでご承知ください。


わたしはもともと原作ファンで、楽しくコンテンツを消費してる側でした。
でも、他のファンの「彼らは実在するという体で発言しないやつは悪」みたいな圧力がめちゃめちゃ苦手でちょっと離れぎみになっていました。
いや、公式からそういう体で話されるのは面白いし、よく考えてるなぁって感心するんです。でも「なに言ってるんですか!彼らは実在してるんですよ!中の人とかいないんです!!!」って他のファンに強制されるのは気にくわない。自分の好きなように消費させてくれ。

今回だって、「舞台化」ではなく「再演」とは公式もよく考えたな~うまいな~と感心してました。
でも予想通り出てきた「これは舞台化じゃなくて再演だってことをちゃんと理解して見に来てください」という過激派のファンがいるせいでなんかとても面倒になる。
ただでさえ、声優さんたちがキャラクターが実在する体で話しているのも「そこまでしなくても…二次元だし…」とちょっと引きぎみに見ているわたし。そこに来て、今度はファンが俳優さんに対して「再演だからな、絶対に舞台化とか言うなよ」という圧力をかけている。
恐らく、その通りになるのでしょうね。「初演のイメージを壊さないように…」「初演の先輩たちを見習って…」とか言って、カテコでもSNSでも素にはなりきれず、何かを演じた状態のままでいるのでしょう。
作品のイメージを一番に考えるのは役者として大切なことだとは思いますが、そこまでやる必要ある?と思ってしまうんですよね…。


リアルの友人で、怖いくらいにこのコンテンツにハマっているオタクがいます。彼女は、熱烈ではあるものの穏健派で、舞台化に対しても寛容な態度をとっています。
その彼女が言うには、

「舞台界隈の人もこれを機にこのコンテンツに触れて、原作も好きになってくれたら嬉しいな~」

……ごめん、たぶん俳優ファンは原作ファンのめんどくささとビックコンテンツ故のチケットの取れなさで(期間短すぎて公式は馬鹿か?と思った)、原作に対して負の感情を抱く人が大半だと思うよ…。


わたしとしてはきれいな顔の人が演じてくれたら嬉しいけどなぁ。
「声優さんがそのままやればよかった」みたいな意見をちらほら見かけましたが、反論承知で言わせてもらえば、正気か?という感じです。
最近俳優界隈で本当のイケメンを見慣れてしまったからかもしれませんが、どう考えても顔面偏差値足りないでしょう。



自分は公演期間的に行けなさそうですが、どうか何事もなく終わりますように。
散々言いましたがコンテンツとしては好きなので、新たな可能性を生かせることを願っています。

推しに認知された話

 

推しから見られたくないよーというエントリー作成中にBさんに認知された話です。
ちょっと落ち着いたので書いておこうかな、と思っていたらさらに接触があって追加爆弾を投下されたので、もう意味がわからないけど書きます。


思いつくままに書いていたらずいぶんわかりにくい文章になってしまったので、時系列にまとめます。


Bさんの記憶に残る行動を取ってしまった日のこと。
ある劇を見に行きました。40人くらいしか入らない小さな会場で、Bさんが日替わりゲストとして出演した劇でした。
帰りにBさんが見送りに出ていて、特に誰とも話していなかったので、たぶん話そうと思えば話せたんですよ。ただわたしがチキンだったために声をかけられず……。
ものすごい見つめながら横を通り過ぎ、Bさんもそれに気付いてこっちを見てるのに何も言わずに会釈して帰る、という不振な行動をしてしまったのでした。
あんまりにも見つめすぎたせいで、Bさんはちゃんと目を会わせて手を振ってくれたんですけどね……。その時は「わたしだけに手を振ってくれた!」という事実だけで舞い上がって幸せな気分で帰りました。

 

はじめに「顔を覚えられている」ということがわかった日のこと。
それは、ある舞台の公演中でした。全8公演中4公演通い、うち2回は最前列で見ました。
公演終了後に、ブロマイドを買うとサインしてもらえる機会がありまして。まあ迷わず購入しましたよね。
サインしてもらったあと、二、三言くらいは交わす時間がありました。ド緊張して「公演よかったです」くらいしかわたしからは言えなかったんですけど。
言葉が途切れてしまったタイミングで、向こうから「○○にも来てましたよね?」と……!!!

その○○というのが手を振ってもらった日の劇でした。

たぶんすごい話しかけたそうなのに何も言わないという不振な行動が記憶に残ってしまったんでしょうね。

正直なところ、「○○にも来てましたよね?」と言われた瞬間のわたしの感想としては「やべぇバレてる…」でした(笑)
しかもそれを言われた次の日に最前で見る予定だったので気まずさMAX。キャパが150人程度の劇場だったので、最前は舞台からかなり近い。

結果として次の日、カテコで目があったのは気のせいだったのか気のせいじゃなかったのか。

「目があった!」というのはたとえ勘違いだったとしても信じるのは自由ですよね…。

 

 

追加爆弾を投下された日のこと。

その日はBさんの個人イベントでした。昼夜2部制で、推しはじめて初の個人イベントだったので気合いを入れて両部チケットを取りました。

(たった100人程度のイベントなのになかなかチケットが売り切れなくて「まじかよ大丈夫かよ」と心配してましたが最終的に立ち見もでてました。よかった。)

 1ヵ月ほど前にチケットを取った日から、ずっと緊張していました。イベントには行きたい、でも同厨怖い、どうしよう、でもイベントには(略)というループの日々でした。強いおたくこわい。

迎えた当日、イベントはトークミニゲームだけで着席したままだったので古参に目を付けられるようなことはありませんでした。そりゃそうだ、みなさんBさんのことしか見てないわけですからね。他人なんてどうでもいいですよね。

 

つつがなく昼の部が終了し、チェキ撮影へ。チェキ券を購入してチェキを撮った経験がなかったので加減がわかりませんでしたが、とりあえず2枚買っときました。(ポーズはなんでもいいと言われて逆に困りました…みなさんどんなポーズで撮ってんだ…。)

なんとか撮影を終えたときには頭真っ白でまたしても何も言えなくなっていました。

そうしたらBさんから「あのー、□□(舞台名)…」と…!

□□というのがその個人イベント数日前に50人程度の小さい箱でやってた舞台で、2回のうち1回を最前ドセンで見てたんですよね。本当に小さいところだったからそりゃバレるわな。

でもまさか向こうからそれを言われるとは思ってなくて、大層慌てました。舞台の感想でも言えば良かったのですが、たいしたことも言えずにその場は終了。

 

そして夜の部。こちらもイベント自体は問題なし。楽しかったです。

2回目のチェキ撮影のとき。最初よりは多少余裕が出たので「顔覚えるの早いですね、すごいです」と自分から話しかけることに成功しました(笑)。

そうしたらBさんは「得意なんだよねー。で、名前は?」

 

「名前は?」????

 

なんでこの人はわたしの名前を尋ねているのだろう…意味がわからない…そう思いながらもなんとか名乗りました。がんばった。

わざわざ聞くということは覚える気があるということですよね…?記憶力はいい人だと思ってましたがなんだその自信は…。

名前まで認知されるのって、自分から主張していくような人だけなんだと思ってました。まあ名前を本当に覚えてくれているのかは次に会うまでわかりませんが。

別に覚えてなくてもいいんです。覚える気があるぞ、という姿勢を見せて釣ろうという作戦でもかまわないんです。聞かれた事実だけでいいんです。

かなりの威力を持った爆弾でした。

ほんの少しだけでもBさんの頭の中にわたしの情報が入ってるってすごいことですよ…。

 


ーーーーー

という話をかなり前に書いていたのですが、書いたあとに恥ずかしくなってずっと下書きのままでした。

まだこのあと名前を覚えてくれているのか確認する機会はありません。年始から全然現場ないので…。

改めて読んでも舞い上がりすぎて恥ずかしいですが、もったいないので公開しておきます。

若手俳優の認知について、他に比べる対象がいないのでなんともいえません。何言ってんだこいつ、と思ってもそっとしておいてくださいね…。

俳優の数だけ認知の形があるのかもしれませんね…。

SNSへの返信について

haiyuchu.hatenablog.com

 

こちらの記事、余談の部分ですが、読んで目から鱗でした。なるほどそう言う考え方があったか!と新鮮な驚きがありました。

わたしは推しのSNSへの投稿に対して返信するのが苦手です。なぜかと言えば単純に「他の人から見えるから」。
twitterでは推しの「おはよう」という一言に対して、たくさんのリプライを見ることができます。あんまり見ないようにしようと思っているのですが、どうしても目に入ります。
精神衛生上よくないなーと思いながらもイベントの前後にはそのリプライからアカウントに飛んで前後のツイートを見たりしています。(そこで「プレ着てもらえた」とか「出待ち対応してもらった」とかいうツイート見て勝手に気分が落ちます。←ここが精神衛生上よくないポイント)
わたしがこのように他人のアカウントを気にしてしまう性格のため、自分もそんな風に見られていたら…と考えて控えてしまいます。
Bさんのファンになってから同厨が怖すぎてずっと公開だったアカウントに鍵をかけました。誰もわたしのことなんで気にしていないのは百も承知です。自意識過剰なだけです。

 

あと、同厨に見られることも気になるのですが、同厨ではないけどわたしの推しをフォローしているリア友に、わたしのリプライが表示されるのがとても恥ずかしいです。ラブレターを覗かれた気分です(たいしたこと書いてなくても)。

 


ずっとこんな風に思っていたので、毎回のようにリプライを送っている人たちはすごいなーメンタル強いなー怖いもの知らずだなーとか思ってました。
わたしみたいな粘着質なヤツがヲチってるかもよーと。

でも上記エントリーで「推しの投げかけた言葉に対する返事」という考え方をされていて、なるほどそういう捉え方があったのか、と。

 

 

わたしはライブでの歓声は上げてなんぼだと思います。 どんなに自分が「楽しい」と思っていても、思っているだけでは演者には伝わらない。楽しそうな表情をしても客席側は暗いから、演者からは見えない。 「楽しんでいるぞ」ということを伝えるためには歓声と拍手が一番だと思って参加してきました。

後ろの客がうるさかった話 - 好きなら全力投球

 

以前の記事でも書いた事がありますが、声援は届けてなんぼという思いはずっと持っています。つまり、それと同じなんですよね。反応がなければ更新を楽しみにしているということは、本人には伝わりにくい。
なるほどなー。


しかし、わたしはtwitterは反応を求めるツールだとは思っていない節があります。
ただのつぶやき。あくまでぽんっと投げただけの言葉というか。
「○時までリプ返します」という明らかに反応を求めているツイートもありますけどね…。Bさんはめったにやりませんが、珍しくやった際にリプライするかすっっっごく悩んで悩んで結局リプライして、時間切れになったことがありました(笑)(悩まず送っていれば間に合ったのに)
その時リプライしたことに対してしばらく後悔して引きずったので、本格的に性に合わないのだと悟りました。


別にどっちの方がいい、という話ではありません。
今まで理解できなかった「頻繁にリプライを送る」という行為が腑に落ちて、それも必要なのかなと思うことができました。
ただ、他人から見られるというのはやっぱり自分に合わないので、わたしは今まで通り同厨やリア友に見られないファンレターや拍手で伝えようと思います。

舞台と謎解き

 

同僚に誘われてカバネリ行ってきました。
もともとリアル脱出ゲームが好きだったので、好きなもの同士の組み合わせがどうなるのか興味がありました。
わたしはわりと満足だったのですが、帰ってきて感想あさったら皆さんなかなか酷評で笑いました。
わたしは謎解きのつもりで行ったので楽しめたのでしょうね。確かに舞台をメインで楽しむつもりで行っていたらわたしも酷評していたと思います。


構成としては芝居20分+謎解き60分+芝居20分くらい。
そもそもカバネリについては直前にあらすじを読んだ程度の知識しかありませんでした(ごめんなさい)。
なのでキャラクターやストーリーのクオリティなどはあまりわかりません。
ただ、最近2.5次元特有のカツラや派手なキャラクター衣装に嫌気が差してきているので、なんだかコスプレショーみたいだな…と思わなくもなかったのですが。
芝居パートは短いものの、何もわからなくてもなんとなく世界観を理解するには十分かなという感じ。


謎の内容はかなり満足です。解いた後に疑問の残らない、すっきり綺麗にまとまった謎でした。こういうコラボ系の謎は期待はずれに終わる事が多い中で、かなりいい出来だったと思います。
ただ、謎解きになれている人にはそこまで難しい謎ではありませんでした。
普段2.5次元舞台を見ている層と謎解きをしている層はあんまりかぶっていないような気がするので、間を取るとちょうどいい難易度だった気もします。
わたしのチームは何度か謎解きに参加したことのあるメンバーがそろっていたのでサクサク進んで、20分余らせて終了。
実際に役者さんが目の前で芝居をしてくれるのは楽しかったですね。より体験型、という感じがしました。
謎解きパートの最後(解けた人だけが見られる)がなかなか良かったので、問題を最後まで解けなかった人のためにも全体でもう一回やってくれればよかったのになーと思いました。
劇場で謎解きをするには席を立って歩きまわる必要があるので難しいのではないかと思っていましたが、シアター1010はまあまあゆったりした劇場でなんとかなりました。


とまあ、このような感じで、わたしとしては満足できていたのですが、みなさんが酷評するポイントとしては以下のような感じでしょうか。

①芝居のクオリティ
②芝居パートの短さ
③観劇回数制限
④そもそも謎解きと一緒にやる必要があったのか


①芝居のクオリティ
芝居メインで見に行ってない上に芝居の精度のことっていまいちわからないので、なんとも言えませんが、殺陣をもっとどうにかした方が…という意見をちらほら拝見しました。


②芝居パートの短さ
芝居を見に行く、という姿勢だと、ものすごく物足りないと思います。
普段2時間程度の舞台を見慣れている層の人からしたら、「予告編かな?」というくらいの分量しかない。アクションシーンも多かったので、実際しゃべっていた時間は本当に短かった。
芝居は「おまけ」なんだな、と感じてしまいました。


③観劇回数制限
これは謎解きを含んでいる限り、仕方のない現象です。同じ謎を何度も解かせるわけにはいきませんからね。
謎を2パターン作って、「2回までは観られるよ!」としただけまだマシかな。
そもそも、コアなオタクは複数回入る人が多いので、これは完全に観劇層と相性の悪い制度です。
一応芝居パートのみを観劇するためにリピート券が販売されているようですが、②のとおりものすごく短い薄い芝居をみるために何度も入りたいか、と言われると疑問ですね。もしわたしの推しが出ていたとしてもたったあれだけの時間のためには2回以上は見に行かないですね…。

席がものすごく空いてるんですよ。しっかりは見ませんでしたが、3分の2入っているかいないかという程度でしたかね。わたしが行ったのは休日の公演だったので、休日でこれなら平日は…と考えるとぞっとします。


④そもそも謎解きと一緒にやる必要があったのか
これに関して、個人的な意見をいうと、「芝居と謎解き」は一緒にやるのもありだと思います。
しかし「2.5次元舞台と謎解き」は一緒にやる意味があったのかは疑問です。
先にも書きましたが、2.5次元舞台を見ている層と謎解きをしている層はそんなにかぶっていないと思います。
更に「カバネリは好きだけど謎解きはちょっと…」「謎解きは好きだけど2.5次元舞台はちょっと…」という人が大多数だと思うんですよ。どちらの層も潰しにかかってる。

 

今回のカバネリは、2.5次元特有の「背景やキャラクターがすでに出来上がっている」という特性を生かして、短い芝居パートでも説明が最小限で済むようにしたかったのではないでしょうか。
しかし、それを実践するには(失礼ですが)カバネリ程度の知名度では無理です。結局謎解き層をおいてけぼりにしないためにはそれなりに予備知識を説明する必要があります。

以前、劇団主催の謎解きに参加したことがあります。
10人程度で役者さんと一緒に部屋に入り、謎解きの進行状況に合わせてその都度役者さんがお芝居で話を進めてくれるものでした。ドラマの中に入ったようで、まさに体験型。とても面白かったです。
刑事になって怪盗が仕掛けた爆弾を解除する、というテンプレな内容でしたが、テンプレなだけにシンプルで余計な説明がいりません。
つまり、説明をすっとばすにはこのくらいのわかりやすさが必要です。


作品人気や俳優人気だけで埋まらなかった、という時点で、(商業としては)カバネリは失敗だったのでしょう。
わたしは冒頭にも書いたとおり、十分楽しめました。今回の失敗にめげずに、どこかが上手く謎解きと舞台を融合させてくれるといいなぁ。
観劇ファンにも認められるような謎解き舞台を作って、そこから観劇ファンが謎解きのファンにもなれば最高だと思うんですけどね。
今後の展開に期待しています。