好きなら全力投球

アイドルとか舞台とかオタクとかのはなし

ガチ恋だと認められない/恋にもいろいろあるじゃない

わたしはたぶんBさんにガチ恋なんですが、それをなかなか認められません。なんというか、他のガチ恋の人と自分が同じだと思えないからだと思います。


ガチ恋の人の話を聞いていても、どうしても自分と重なりません。
ガチ恋に対して、クラスの中心グループにいる男子にぐいぐいアピールしていく女子のようなイメージがあるからかもしれません。(偏見ですが)
恋を叶えるために自分からアピールできる、それがどれだけすごいことか。

学校で例えるなら、わたしのガチ恋は「クラスの中心で話す彼を端から眺める」とか「部活をやってる姿を遠くから眺める」という感じの恋なんです。
そんなのガチ恋とは言わないと言われるかもしれませんが、これだって恋だと思うんです。

恋をしているから、彼が他の女子と楽しそうに話していたり誰かを特別扱いしていたら嫉妬するし、彼に彼女ができたと知ったら傷付きます。
でも、それだけです。嫉妬したから、傷付いたから、だからってなにをするわけでもありません。アピールすらしていないのだから、なにかをする権利もありません。
ひとりで部屋で泣くかもしれません、もういやだと彼のことを見なくなるかもしれません。でも、友達にはなにも言わないかもしれません。たぶん好きだったことすら相談もしていないような、ひとりで眺めるだけで満足していた恋でしたから。


こんなことを書いていますが、別にBさんになにかあったわけではありません(笑)
ちょっとネタで、一般の女の子を口説くようなことがあったりしたのですが、まあバラエティーだってわかっているので、まあ、まあ。
それにすらちょっと胸が痛むので、やっぱり恋かなって。
役だったらなんとも思わないのですが、素の姿で恋愛要素を出されると、なんとなく傷付きます。
そして傷付いていることにショックを受けるんですよね。
そのたびに「わたしは恋をしているのか」と自覚させられます。



なんともまとまらない話でしたが吐き出してすっきりしました。

運営がクソ、という話

 


もうひたすらに、言葉悪く罵ってる愚痴ばかりなので、ごめんなさい。

 

 

 

ある舞台の運営がクソだ。もう、とてつもなくクソだ。
舞台の最中もずっとクソだったけど、まあDVDがクソだった。
去年8月に出る予定だったDVDは、二度の延期を経て今年2月頭に来た。最後の延期予告では「1月下旬に発送」って言ってたのに、発送が完了したのは2月に入ってからだった。
別に、どうしようもなくて遅くなってしまうなら、再度「遅れる」と言えばいいのだ。発送時期が明確にわかればまた報告すると言っていたのに、事前の報告はなく、すべて事後報告だった。


届いたDVDには、劇場予約特典の写真と、納品書がついていた。
それしかついてなかった。
5ヶ月も発送時期延期したのにひとことの謝罪文もなし?本気か?
納品書に一言遅れたことを書くことくらいできたのではないか。公式ツイッターでは謝罪はあったが、ツイッターで言えばいいってもんじゃないだろう。
ついでに言うと、わたしは延期期間中に苦情メールを2回ほど出していた。内容としては、延期中に謝罪や明確な時期を告知してほしい、というもの。そのメールに返信はもらえていない。


それだけでもやばいのに、届いたDVDの出来もあまりよくなかった。
まあ延期した原因が「データの一部に問題が発生」したせいらしいので、映像にはもともと期待していなかった。なんとなく観た感じでは正面の映像が撮れてなかったとかそういうトラブルだったのではないかと思う。
まあ残った映像を繋いだせいなのか、カメラワークがクソだった。一番好きだったOPのカメラワークがひどすぎて許せない。
映像の粗さとしては、あの設備の小劇場ではそんなもんだろうと言えるレベルだった。他の人が「音声が悪い、聞こえない」と言っているのを耳にしたが、マイクなしの舞台はあんなもんだと思う。とりあえずわたしが気になったのはカメラワークだった。
あと、値段がそこそこだったのに、特典映像が千秋楽挨拶だけだったのも多少不満。もはやそこに文句言う気力はないけど。


そもそも、この運営への不満は2作目の公演中に積もりに積もっていた。(今回問題にしてるDVDは1作目)
1作目をやったあと、2作目をやると聞いてとても驚いた。正直そこまで面白くなかったので…。

しかし、2作目は面白かったのだ。ちゃんと舞台として山場とかいろいろ考えて作られていた。
(1作目は原作に忠実であるがゆえにちょこちょこと山場が乱立している感じで盛り上がりに欠けた)


話は面白くなったが、運営はクソだった。
まず、グッズの値段が出ない。
グッズラインナップだけは先に発表されていたが、いつになっても値段が発表されなかった。公式HPに値段がアップされたのは、確か公演当日になってからだったと思う。
前回の例もあるし、大概のグッズの値段は予想はできたし、ほぼ予想した通りのごく一般的な値段だったが、当日に発表とはどういう了見なのか。
事前に何を買うか考え、金額を計算している人だって多いはずだ。そんなに直前まで値段が決まらないことなんてあるのか?

 

次に、グッズラインナップに挙げられていた「ファンダカード」。これがまた最高にクソだった。いや、出来は別に普通、問題なかったのだが。
1作目でも売り出していたそれは、書かれた番号に電話をすると、まるで俳優と電話をしているようなボイスが聞ける、というもの。
これが確実にHPのグッズ一覧にはあったのだ。
ただ、初日に行ってみると、物販の一覧にはファンダカードがない。何故かと思って販売員に「ファンダカードはないのですか?」と聞いたところ、回答は「今回はありません」だった。


その時は「なんだよ前回の物販情報使い回して消し忘れたのか?クソだな」と思っていたのだが、数日後に劇場に行くと普通に売っていた。
は??あるじゃん???は???と思いながら購入した。初日に聞いたときは販売員からは「ない」という回答しか得ておらず、入荷が遅れているとかそういった案内は一切なかった。
正直わたしが聞いた販売員もよくわかっていなかったようで「こいつなんで物販一覧にないもののことを聞いてくるんだ?」というような顔をしていたと思う。たぶんこれに関しては販売員は本当に知らなかったんじゃないかと思う。上からカードに関するアナウンスがなかったのだろう。末端の販売員は仕方ないとしても、とりあえず運営がクソ。


そして、買ったカードを見るとそこには「1」の文字。
は?「1」ってことは「2」もあるの???
疑問に思って聞くと、3種類を日替わりで売るのだという。は?聞いてない。
劇場には何日に何番を売るかが貼り出されていた。平日は1、土曜は2、千秋楽の日曜は3だという。その発表があった時点で金曜日、つまり最後の平日。
いやいや、日替わり販売が当日会場にこないとわからないってどういうことなんだ。まあ一応金曜日に公式ツイッターでこの日に売るよ!って案内はしてたけど。いやいやいや、もっと早くしろ。

1は買ったけど、土曜に観劇の予定がなかったため、交換で声をかけていた人に頼んで2を買ってもらった。
よかったこれでコンプできる、と日曜に劇場に行き、カードを買おうとすると、「入荷が遅れているので3は注文を受けて後日発送する」と言われた。はあああ??あの紙のカードがそんなに遅れるもんか、発注が遅くて見通しが甘かったんだろう。
その上、3は買えないが1と2なら在庫があるから買えるという。いや、え?2買えるの?は?日替わりって言ったよね???
そういうのは日替わりって言わない、分かりにくい、もっとちゃんとアナウンスしてくれ。


それから、3の注文の取り方も最悪だった。ノートに住所氏名電話番号をただ書かされた。
ノートだよ?普通の、誰かがたまたま持ってました、みたいな。しかも前に書いた人のすぐ下にそのまま書き連ねて行くスタイル。前の人の住所氏名電話番号丸見えだった。
このご時世に個人情報をなんだと思ってるんだ、せめて小さい紙くらい用意できなかったのか?付箋とか、なにかしらあっただろう。
ということを友人に言ったら「小さい紙だとなくしちゃうかもしれないじゃん」と言われて目から鱗。いや、どっちにしてもクソ。
送料はかからなかったが、その場で料金を払った。3は一週間以内に郵送されると言われた。
当然のように1ヶ月くらいかかって届いた。あの運営は時空が歪んでるのか?一週間って何日か知ってる?
届いたものは普通の茶封筒にそのままカードが一枚だけ入っているものだった。もちろん普通郵便。納品書とか案内文のようなものは一切なく、カードだけ。
もう呆れてものも言えない。


とまあめちゃめちゃ運営に文句があるのに、役者は悪くないというのが一番腹が立つ。話も面白かったから余計にクソな運営のせいで台無しにされて最悪だった。
それでも役者のためにお金を落としてしまうのがファンなのだ、悲しいけど。
もう二度とこの運営の舞台には出てほしくないと思いながらも、4月に3作目をやるので続投濃厚。はーやだやだ。


それでは、クソな運営に堪えられるという人は、4月の新作一緒に頑張りましょう。




追記

そう言ってたら数時間後に続投発表された。はあああああ、いやだいやだ。

ペンライトが苦手

すっかりブログ放置していました。ご無沙汰しています。

 

ミュージカルでペンライトを振るなんて、演劇ではなくてイベントではないか、という意見を読みました。
言いたいことはすごくわかります。最近は特に参加型の舞台が増えましたね。
舞台で観客を劇中の「観客」として参加させる、というスタイルの舞台は「体験」にお金を払いたいという最近の流れにマッチしていたのでしょう。


私が初めにそのスタイルの舞台を見たのは刀ミュかもしれません。
はじめは「2時間の演劇のあとにどんな気持ちでライブを見たらいいんだ…」と思っていたのですが(今もちょっと思っている)、最近は単純に「イケメンが歌って踊る姿サイコー」という精神で見ることにしています。じゃないとしんみりした後に英語の歌詞でアイドルソング歌われても感情がついていきません。
イケメン達がちょっとずつ脱ぎながら最終的に結構な露出度で踊るってなかなかですよね…。


まあ刀ミュは完全に演劇とライブとを分けているので、まだペンライトを使うことに抵抗は少ない方です。
プリストを見た時は結構ペンライトに違和感がありました。プリストは試合シーンのみペンライトOKだったのですが、走っている高校のカラーに合わせながら色を変えるのが面倒で苦手でした。どうしても色を変える際、舞台から目を離さなきゃいけないのがかなりストレスです。


先日刀ミュのライビュを見に行き、当然のようにみなさんライブパートでペンライトを出していたのですが(もちろんわたしも持って行きました)、まあ周りの明るくなること。
劇場ならまだしも、映画館で観客側が明るいって、ただただ画面見にくいだけですよね…。


そしてその時気付いたのです。そう言えばわたし、ペンライト苦手だったな、と。
最近でこそキンブレが主流ですが、出てきはじめた頃は本当にキンブレが苦手でキンブレ持ってイベント参加している人滅んでほしいと思ってました。
細めのペンライトやサイリウムと比較して、明るさが段違いなんですよね。目の前に超明るい物体がチラつかれると、舞台上がものすごく見にくい。目障りでした。
今でいうなら大閃光を持っている人に対する感情と同じです。大閃光ものすごく苦手です。


キンブレにはさすがに慣れました。ない方がいいなと思うことは変わりませんが。
参加型のイベントは楽しいですが、演劇とはできれば分けてほしいなぁとも思います。時代がそういうものを求めているのもわかるので、わたしは自分の性に合った演劇を選んで見に行くことにします。

スタンディングオベーションについて

皆さんの記事に共感しかなかったので思わず書いてしまいました。
共感しかないなら書く意味ない気もしますが。


わたしも強制されるスタオベは嫌いです。というかスタオベが苦手です。
舞台見ててスタオベしたいと思ったことないんですよね。
すごくいい舞台で感動した!って思ったことは何度もあります。でもその時に沸き上がる感情って、「立ちたい」よりも「座り込みたい」なんですよね。(伝わるかこれ?)
感動したら、深く息を吐きながら座り込みたくなる(立てなくなる?)のはわたしだけなのでしょうか……。
それとも、座り込みたい感動と立ちたい感動ってまたちょっと違ったりしますかね?
どちらにしろ、今のところスタオベをしたいと思ったことは一度もありません。


以前見た舞台の千秋楽で、初主演の役者のファンだけが前の方で数人立っている、というなんとも言えない状況に遭遇したことがあります。
別に立つのは自由ですけどね。初主演の彼にスタオベの景色を見せてあげたかった気持ちはわかりますけどね。正直たいした内容じゃなくて義理でも立ってあげる気にはなれませんでした。

あと、余談ですが、ライビュやってる千秋楽にスタオベされると頭で映らなくなっちゃうのでそれも嫌いです。

心配で仕方ない

tells.hatenablog.com

 

こちらのエントリーを読んで「えっ、心配しちゃいけないの???」って頭の中が???でした。
確かに仕事の内なんだから素人が心配するのは失礼、という理屈もわかるんですけどね。

Bさんは体力あるのかなんなのか、推しはじめてから体のことで心配になったことはありません。(おいおいそんなこと言って大丈夫か?と頭を心配したことはありますが……)


今回は若手俳優ではないのですが、歌手のAさんについて。カテゴリー的にここでいいのかよくわかりませんが、引用させていただいた記事と同じところに上げておきますね。


Aさんはもともと体が丈夫ではありません。重大な病気があるとかではないのですが、疲れるとすぐ熱出すし口内炎できまくるし、そういう体質なんです。
そのくせ、曲は全部自分で作るしCDの歌詞カードやツアーグッズのデザインも自分で全部やりたがる。この間写真集出したときは写真の色調整までしてました。
小さい事務所なので、ある程度は本人がやる必要があるのかもしれませんが、それは歌手の仕事ではないよな…?というところまで口を出してしまう人なんです。なんでも自分でやらないと気がすまないというか。
(実際スタッフさんにやりすぎだと怒られてしまうこともあるみたいです)


こだわりがとても強いので、ツアーグッズの入稿時期なんかは連日朝5時頃に「そろそろ寝る~」とか言ってるんです。
体が強いわけじゃないんだから、そんな生活してたら体調崩すのは目に見えてます。

かなり前ですが、Aさんは体調が悪いままツアーを決行し、途中でぶっ倒れて後半の日程を飛ばしたことがあります。
最近では随分気を付けるようになったみたいだし、スタッフさんも注意して危なかったら止めたりしているみたいです。

 


とまあ、ここまで書いてお分かりのように、わたしはAさんが心配でしかたありません。
Aさんのファンはみんなこんな感じだと思うんですよねー。現場で会えば「最近Aさん寝てないけど大丈夫かな」「今日のAさんちょっと表情辛そうじゃなかった?」みたいな会話を同担としてます。
SNSにも心配だって書いちゃうし、なんならあんまりにも酷いときは然り気なさを装って本人にも伝えます。


ここまでファンに心配させる人ってあんまりいないとは思いますが、心配しているということは、今後に期待してるんだからね!と相手に伝えてることだと思うんですよね。
説教みたいに「体調管理しっかりして!」とか言うのはちょっと違うかなぁとも思いますが、心配すること事態は悪くないんじゃないかなぁ。

でも、心配してるということは相手の「体調管理」という仕事を信用していない、と捉えられてしまうこともあるのかもしれませんね。
今後はちょっと心配の仕方も考えてみようかな、と思いました。

 

チケットの値段について


突然ですが、みなさんのチケットの値段に対する意識ってどれくらいなんでしょうか。
いくらくらいが「チケットの価値」だと思います?


わたしが気になっているのは「定価」の話ではなく、「積む」場合の値段感覚の話です。
みなさん1枚のチケットにいくらまで積んでるんでしょう…。
わたしは良席厨でもないので、基本は定価でなんとかしたいと思っています。ただ、人気公演とか、千秋楽とか、どうにもならないものに関しては、定価の倍くらいまでなら出せるかな~というゆるいスタンスです。
はてぶろ界隈では積んでる方も結構いるみたいなので、定価の倍くらいは本当になんの罪の意識もなく買っちゃうんですけど、リアルの友達は転売コロスマンが多いので、ちょっと肩身が狭いんですよね…。
いや、わたしだって転売は良くないということはわかってますし、わたしみたいに買うやつがいるからなくならないのもわかってるんですけどね。
でもお金出せば推しが見られるなら見たいじゃん!転売に貢献してしまった多少の罪悪感より、見たい公演が見られなかった後悔のほうが遥かに大きいんです。だから買ってしまうんです。



先日も、どうしても行きたい公演の千秋楽だけ手に入らず、定価の8割増くらいの値段で購入しました。
売られていた中では最安値だったし、結果として来たチケットは値段以上の良席だったので、わたしは大満足だったのですが。
その公演、友人と行く予定で2枚買ったんです。ふたりで何公演か一緒に行く予定を立ててました。
友人はあまりチケ活に熱心ではない、というか、ほぼわたしがやったんですよ。
先行の申し込みは多少知り合いにも頼んでくれたので、当たった分はわたしが集約して交換を探しました。

やったことある人ならわかると思いますが、チケ活ってめちゃめちゃ疲れますよね。
チケットの当落が出てから、ずーっとTLから目を話さず譲渡交換で何度も検索をかけ、できるだけ迅速にかつ丁寧な文章を心がけてリプライして…。
そうこうして千秋楽以外はすべて定価譲渡か交換でなんとかしました。しかし千秋楽がどうにもならない。
千秋楽譲渡がそもそもないし、あっても何十件とリプライが付いている。
その状況を目の当たりにし、それまでに頑張った分、途端に面倒になってしまいました。
その労力をかけるくらいなら、ちょっとくらい積んでもいいか、って。

そうして8割増で2枚購入したわけですが、一緒に行く友人には、購入した正確な値段は言えませんでした。
積んだことは伝えたのですが、その時の反応があまり思わしくなく、咄嗟に4割増くらいの値段で買ったと嘘をついてしまいました。
オーバーした分はわたしが2枚分払えばいいや、と思ってそう言ったのですが、最終的に友人からは定価しかもらってません。なんだかそこを追及するのも面倒で薮蛇な気がしたのでそのままにしてしまいました。
わたしが払った金額はかなり高くなってしまいましたが、どうしても見たかった千秋楽、そのくらい出したって別に苦ではありません。(罪悪感がないとはいいませんが)



本当は見たい人すべてに定価で行き渡る世の中が理想なのでしょう。
見たいのに見れなくて、全く見る気がない転売屋だけが得をする。
そんなの間違ってる!
確かにそうなんですけどね。



転売チケットを当日になって弾くくらいなら、もはやオークション形式にでもしてくれ…。
みなさんはチケットの価値ってどのくらいだと思っていますか?

噂の「りさ子のガチ恋♡俳優沼」を観てきました


※ネタバレしてます。
観劇してきました。はじめはちょっと気になるなーくらいだったのですが、他の若手俳優厨の感想を見てたらどうしても生で見てみたくなったので。
当日券抽選に並んだらわりとすんなり観られました。


大まかな流れは他の方が上手く書かれているので、とりあえず気になったところだけ。


○「ランダムでリプ返します」は闇
劇中設定ではしょーたくんフォロワー6万人くらいらしいので、全部返すのは大変なんでしょうが。
ランダムでするくらいならしないほうがいいのになぁと思います。
というかなんでわざわざりさ子の「彼女いますか?」ってリプに答えたんだ。ランダムなら答えなきゃいいのに。
スルーすればいいことなのにわざわざ答えて、嘘をつくのはちょっと…。
まあ「彼女いますか?」なんて糞リプするりさ子もどうかと思いますけどね。
散々リプするの躊躇って、結果出てきたリプがこれって、拗らせてるなぁ…。


若手俳優の7割は同棲してる
まじですか…?(ショックを受ける)
Bさんもしてるのかな…しててもおかしくないな…SNS更新しないからバレようがないしな…。
なんて、Bさんにりあこ気味なわたしは考えてしまうのでした。
みなさんここ、自分の推しが頭をよぎったりしなかったのかな。


○「告白しちゃいなよ~」という糞会話
あるある~~!
りさ子の同僚との会話が本当にあるある過ぎてつらい。
「それだけ貢いでお金かけて、見返りを求めないの?」「それだけ通ってれば相手もわかってるよ」「告白しちゃいなよ~」
余計なお世話だ!!!!
バンギャ上がりの実際繋がってる人が一緒にいたから余計に話がややこしかったし面倒だったんでしょうね。そうでなくともこの手の会話は、追っかけであることを一般人に話したことがあるひとなら絶対経験してるはず。
「で、結局推しとどうなりたいの?」という質問は本当にしょっちゅう遭遇しますが、「うるせぇよ」としか言いようがない。
全編通してここが一番刺さったシーンかもしれません。


○るるちゃん、匂わせしなければよかっただけでは…?
最後に怖かったからなのか、怒りからか、るるちゃんがしょーたに抱きついて泣いちゃいますが、初めから匂わせしなければ済んだ話では…?と思わずにはいられませんでした。
まあストーカーしちゃうりさ子はもちろん悪いですけどね。
「こんなに可愛い子とこんなにかっこいい人が付き合ってるんだよ?自慢したいじゃん!」と言うるるちゃんの気持ちももちろんわかるのですが、お仕事のこと考えようよ…としか…。
頭悪い匂わせはほんと死んでほしい。


○「はじめまして」は俳優から言ってはいけない
いやこれが一番だめでしょう。
どんなに見覚えない顔でも、向こうから言われない限り自分から「はじめまして」と言ってしまうのは得策ではないように思います。
たまにフェイクで「はじめまして」って言うファンいるけどな。それで認知されてるか確かめるって人。馬鹿馬鹿しくてきらいですけどね。推しに嘘ついてどうする。
というか、手紙から犯人を割り出すシーンでしょーたくん「おとなしい子」「いつも出待ちしてくれる」とかりさ子について話してますけど、辻褄あわなくないですか?
それか、イベントでのはじめましてはりさ子が言ってた通りの見間違いってことですか?理解が追い付いてないので間違ってたらごめんなさい。


新垣里沙すごい。
いや、ほんとこの一言に尽きる。
あんなにすごい女優さんだったなんて。テレビ放送されてたオーディションをリアルタイムで見てた、ドンピシャ世代なので、どうしてもアイドルってイメージがあったのですが。
なんだあのモサいオタクの再現度は…!
おどおどしてて、大人しそうで、他のファンの意見に同調して逆らわない。
観劇後やDVD鑑賞でみんなと語ることを楽しんではいるけど、自分はどこか他のファンとは違うと思っている。
何度も見ているから「あの時のあの演技がどうだった」というのを一番わかってると思っている。
自分はガチ恋ではなく親目線、応援できるだけでいいの、と自分に言い聞かせてる。
完全に共感できたか、というとまたちょっと違うけど、こういうオタクいるよなぁ、と自然と思える演技でした。
カーテンコール後の演出、あの、客と同じ扉を使ったところが本当に鳥肌ものでした。あ、りさ子が今もどこかで生きてる、と思わずにはいられません。



賛否両論ありますが、わたしは観に行ってよかったと思っています。
最後の鳥肌だけは、劇場じゃないと味わえなかったと思いますし。
途中もわりと始終鳥肌でした。
ふっ、とお芝居から頭が離れて推しの顔が過る瞬間が何度もあるんですよ。わたしって推しにどう思われてるんだろうな、と。そして「どう思われているか」を気にしている自分にまた鳥肌が。どうもなにも思ってないよ、ただの客だよ、と。






わたしもまた、ガチ恋じゃないと自分に言い聞かせてるだけなのかもしれません。
お願いだから、これからもちょっとだけ認知してるのがわかる対応をしてね、Bさん。それだけでわたしはりさ子にならずにいられると思うから。